日本を飛び出したＶｏｙａｇｅパート①

それは２０１３年６月

私は福岡空港からの空飛ぶ乗り物に揺られていました。
さて、これ何処へ行こうとしていると思いますか？？

実は、生まれて初めて憧れの韓国へ旅行に行ってきました。


そうなんです。
私、びっくりするほど韓国ドラマにハマってしまいまして、某放送局でずっと連続放送していたドラマとかずっと見てました！！
ただし私が好きなのはヨン様ではありません。史実に基づいた朝鮮王朝のお話が大大大好きなんです！！！煌びやかな衣装とか、武術に勤しんでる姿や女性の美しさ・・・・

で、韓国語を話せる姉に連れて行ってもらいました
もちろんうちの会社、有給休暇無いので理由のない（私的な）休みなんて認めて貰えません。だから欠勤です。それでも良いのです。この６月まで頑張ってお勤めした母へのせめてもの孝行です。姉妹揃って時間が取れる時期も限られてしまうので。

さて、念願の『水原華城』です

こちらは私の憧れの歴史上の人物である　朝鮮王朝　第２２代王　正祖(チョンジョ)様が築城された都なのです。韓国では南の方に位置する第2の都だそう。

話すと長くなりますが、要はどこの国でも政権争いみたいなものは勃発していて、正祖の父は彼が若かりし頃に無実の罪に陥れられ米櫃の刑に処せられたのです。
当時(おそらく朝鮮最長期間)王様だった英祖(ヨンジョ)様、そう紛れもなく自身の祖父に当たる人の命にて父は処刑されたのです。それ以来、幼くして自分の祖父から世子(セジャ)としての教育を厳しく受ける傍ら、どうにかこの事件の真相を探ろうと聡明な知恵と武術で逆賊共の正体を暴くのです。
そんな正祖王が、その座に即位し王朝が安泰になっていく中で築き上げた第２の都が水原華城なのであります。
（このあらすじに興味のある方はぜひ韓国ドラマ『イ・サン』をご覧下さい。全80巻くらいありますが・・・(苦笑)）

例えばこの門・・・

内側から見た様子

新豊樓(シンプンヌ)と読むそうですが、当時貧しい民へ正祖王自らが粥や食を配った場所だそうです。何とも腰の低いお方だ。これはきっと祖父である英祖王の影響や教えもあるのでしょう。『民の言葉に耳を傾けなさい。』という政治の大切さ。

こっちは華虹門(ファホンムン)　※正しい発音は判りません。

どうやら水害による氾濫から守っているようなのですが、とにかくその作りが凄い！そしてとても規模が大きい。

他にも・・・
時間を見る道具です！

王様が座る席！！




★☆素晴らしい風景★☆
　　　　

この『水原』と言う都市は今でもちゃんと栄えていて、そして歴史的重要建築物が大切に守られている。
そしてたくさんの働き手によって築城された、本当に凄い城壁だなぁ～とつくづく感慨深い時間を過ごしました。

さて、次の目的地行こっ